開かずの金庫はやらせなのか?『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』

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こんにちは。

テレビ東京で放送されている番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』という番組企画の一つに、「開かずの金庫を開ける」という企画があるのですが、いつも金庫の中身が気になってなんとなく見てしまいます。

しかし、実はやらせではないかという疑惑がささやかれています。

この手の似たような番組はいくつかありますが、なぜやらせ疑惑が浮上しているのでしょうか?

そして実際にやらせなのか調べてみました。

『所さんのそこんトコロ』の開かずの金庫とは?

『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』の番組企画の1つ『開かずの金庫』は、依頼があったお宅に訪問し、プロの鍵開け師が金庫の開錠をするという番組です。

放送回数からして全国のかなりの数の開かずの金庫が開けられてきていると思いますが、依頼が後を絶たないのか、毎回一度の放送で何個か開けていますよね。

大抵鍵を番号を忘れてしまっていたり、鍵穴が壊れていたり、古くてさびてしまっているものが多く、プロの鍵開け師でも苦戦する金庫も結構あります。

そんな開かずの金庫を開けるのに、やらせではないかという声が上がっているのです。

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『開かずの金庫』にやらせ疑惑が浮上?

では、なぜやらせ疑惑が浮上したのでしょうか?

やらせ疑惑が浮上したのは『所さんのそこんトコロ』ではなく、『世界の何だコレ!?ミステリー』で過去に紹介された開かずの扉です。

その金庫は岐阜県飛騨高山にある米卸会社にある金庫で、創業70年にもなりますが、従業員が金庫が開いているところを誰も見たことがなかったそうです。

鍵開け師による6時間の作業の末についに開かずの金庫が開錠されるのですが、その金庫の中身は、封筒に入った万札が数枚出てきたそうです。

ただ、そのお札を見た視聴者から「出てきたお札にホログラムがある」「お札を見るかぎり、最近誰かが開けたのでは?」という指摘が入ります。

偽造防止のホログラムは2004年から発行されている万札から採用されており、少なくとも2004年以降に開かずの金庫は開けられてるということになります。

このことにより、この手の内容はやらせではないかという意見が出たのでした。

結果から言うと、この番組で放送された開かずの金庫は平成の中頃に2代目の会長が金庫を開けていたそうです。

しかし、その後その会長は亡くなってしまい、金庫を開けられる人がいなくなったそうです。

確かに開かずの扉ですが、番組はそれをさも歴史的に長く開けられていなかったかのような印象を与えるような放送をしたことから多くの視聴者が混乱し、やらせ疑惑が浮上したのでしょう。

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開かずの金庫は本当にやらせなのか?

上記の開かずの扉に限らず、印象操作をしてそうな内容は視聴率を上げるためにも少なからず必要なのかもしれませんが、やらせは本当にあるのでしょうか?

こちらの疑問は、開かずの金庫でお馴染みの鍵開け師、玉置恭一さんと奥間和弘さんが情報発信しているチャンネル『生活救急車ちゃんねる』で話されております。

開かずの金庫はやらせではない!

ざっくりまとめると、

・鍵開け師が行く前に家族や番組が開けていたら分からないが、今の時代はやらせには厳しい時代なのでやっていないと思う。

「一度開けており、再度閉じて開けているのでは?」という意見は、基本的には撮影外でも依頼者がずっとそばで見ているので、一度開けてしまったら分かってしまう。
やらせをしていた場合はすぐに広まるだろうし、鍵師としてのリスクが高すぎる。

「別の方法で開けており、手作業で開けている風にしているのでは?」という意見は、番号が合っていても中が壊れている場合は穴をあけるときもあるが、同業界的にも穴をあけているのを言われたくないので基本的には穴は開けない。

・中を抜いて閉めている可能性もあるが、番組的には中身があった方が面白いのでわざわざやらないだろう。

「開けるのに時間がかかっている風に見せているのでは?」という意見は、

一般的な鍵屋の開け方→破壊・穴をあけるのがオーソドックスで、一般家庭のレンジくらいの大きさだと電動工具を使うと数分~2時間で開けられる。(依頼者の希望として早く開けたい場合が多い)が、
テレビ局側や依頼者の多くは、金庫自体も古くて歴史的価値があるものが多いため、金庫を壊して欲しくない場合が多い。

また、古い金庫の場合は電動工具などで開ける方法があまり使えない。
構造は同じだが使っている部品が今と違うので、電動工具を使っても開かない場合が多い。

・時間がかかるのは、古い金庫のために情報がなかったり、通常のセオリーが通じない金庫もある。

ダイヤルが固かったり、錆びていて回るところが回らなかったり、ハネが1枚しか回らないところが2枚一緒に回ったり等あるため

ということでした。

そして、鍵開け師の仕事は鍵を開けるまでが仕事なので、金庫の開錠はしますが、中身は見ないそうです。

もしやらせがあるとしたら、考えられるのはその後の中身の部分ではないでしょうか。

生活救急ちゃんねるでは、『開かずの扉』の裏カット版やノーカット版が動画として上がっています。

番組スタッフとの撮影シーンや開錠する瞬間を番組とは別のカメラで撮影しているので、どんな感じで開錠までの撮影が進められているのか分かりますよ。

引用元:https://www.youtube.com/
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まとめ

開かずの金庫はやらせなのか?

・鍵開け師が到着前に家族や番組スタッフが開けていない限り鍵開け師が開けているシーンはやらせではない。

・鍵開け師は開錠したあとは金庫の中身を見ることはないので、その後の中身を抜いていたり、入れ替えたりは分からない。

・金庫の中身があった方が番組的にも盛り上がるので、中身を出すことは考えにくい。

・やらせであった場合、鍵開け師の会社に影響もあり、リスクが高すぎる。

・開錠まで撮影スタッフや依頼者がすぐそばで見ているため、一度開けて閉めた場合はすぐにバレてしまう。

ということで、やらせの確率は低そうです。

鍵開け師の鮮やかな手つきといつか金庫一杯の宝が出てくることを期待してこれからも楽しんで見ていきたいですね。

以上ataruでした。

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