スクール水着はラッシュガード?今時の水着事情を調査!メリットデメリットも!

その他

こんにちは。

突然ですが、筆者が小中学校の頃、水泳の授業と言えば紺色の水着と帽子+ゴーグルで、皆水泳の授業で真っ黒に日焼けしたり、皮がむけたりしていました。

しかし、最近の小中学校の水着が変化してきているようです。

近年学校の水泳授業の水着では、私たちが着用していた様な水着も健在ですが、ラッシュガードの着用を許可している学校も多いようで、水着メーカーも需要に合わせて子供用ラッシュガードを販売しているメーカーもあるようです。

一体なぜ従来の水着からラッシュガードに変わってきているのでしょうか?

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スクール水着からラッシュガードになってきている理由は?

紫外線・塩素対策

一番は紫外線対策と言えるでしょう。

体質によっては日焼けすると皮膚が真っ赤になったり、塩素で肌荒れを起こす場合があります。

肌が弱い場合、肌に直接紫外線を長時間浴びる水泳の授業はかなり辛いですよね。

ラッシュガードであれば直接肌が日光に晒される面積が少ないため、火傷や肌荒れの危険が軽減されます。

また、子供の皮膚は大人より薄く弱いため、紫外線により皮膚がんになるんじゃないかと心配し、予防のために着用させている家庭も多いようです。

オゾン層は2000年以降、10年毎に3%の割合で回復傾向にあります。

北半球および中位層オゾンは2030年までに完治、2050年には南半球、2060年には極地へと届き、完治するそうですが、それまでは直接肌に紫外線が触れる機会もあるということです。

また特に女生徒は肌を焼きたくないと思っている人も多いかもしれません。

紫外線を直接浴び続けるとどのような影響があるかというと…

ある研究では、日焼けで痛んだ肌は、健康的な肌に比べてコラーゲン量が少ないことが明らかになっています。 
肌のコラーゲン量が低下すると、シワやたるみなどの早期老化を引き起こします。
紫外線の怖いところは、瞬時に細胞にダメージを与えるところにあります。 わずか数秒でも、DNAを破壊できてしまうのです。

引用元:紫外線がもたらす肌への影響とダメージ‐SK=Ⅱより

このような実態を知ってしまうとちょっと心配になってきますよね。

ラッシュガードで肌を紫外線から守りたいと思うのも頷けます。

ジェンダーレスを意識

ここ近年ジェンダーレスという言葉をよく聞くようになりましたが、学校の服装にも変化が表れています。

ジェンダーレスとは、生物学的な性差を前提とした社会的、文化的性差をなくそうとする考え方を意味する言葉です。

一昔前まで学校の体操着と言えば、女子はブルマ、男子はハーフパンツが一般的でした。

しかし、ブルマの衰退も「体のラインや太ももの付け根がまる見え」「性的な目で見られる」「男女別衣装である合理的な理由がない」との理由から衰退していきました。

スクール水着に関しても同じような理由が当てはまると思います。

最近では体系をカバーしてくれるものも出ていたり、見られたくない傷があるなど、様々な理由からラッシュガードを選ぶご家庭も増えています。

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日焼け止めクリームではだめなの?

紫外線対策が理由であれば、日焼け止めクリームを塗れば対応できるのでは?と考えますが、水質汚染の観点から禁止している学校もあり、なかなか簡単にはいかないようです。

日本学校保健会の平成28年の調査によると、屋外プールのある小学校で日焼け止めクリームの使用制限の状況を調べたところ、「使用を制限していない」、「使用に際し、保護者からの依頼を求めている」が約45%、「使用を許可していない」「検討したことがない」が約55%と、ほぼ半分半分な事が分かりました。

日焼け止めクリーム禁止の学校も多いため、ラッシュガードの需要が伸びていると言えるでしょう。

ラッシュガード着用のメリット・デメリット

ここで、スクール水着でラッシュガードを着用したお子さんを持つ人の意見からメリットデメリットをいくつか取り上げてみました。

メリット

・日焼け肌荒れ対策
・体系や見せたくない傷が隠れる
・プールサイドで転んだ時等傷が防げる
・体温の低下を防ぐことができる

デメリット

・着替えに時間がかかる
・低学年男子など、親が買ったにもかかわらず、ピッタリしていて着たくないという声も。
・従来の水着より出費が高くなることも。
・フード付きは排水溝などに引っ張られ、事故になるケースも。

ラッシュガードのメリットデメリットをいくつか挙げてみました。

学校によってはフードやジップ付きのラッシュガードは禁止していたり、学校や色の指定もあります。

また、「水着の指定も何も書かれてなく、学校に問い合わせたらラッシュガードOKだった」というところもありました。

学校指定がない場合は小学校低学年の頃は着脱のしやすさから従来の水着を着用しており、小学校中学年頃から徐々に周りや本人の希望に合わせてラッシュガードであったり、ショートパンツからセミロングタイプに移行していく人が多いようです。

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まとめ

・従来のスクール水着からラッシュガードに移行している目的として、

①紫外線・肌荒れ対策
②ジェンダーレス問題

が主な理由だった。

・日焼け止めクリームは付けたままプールに入ると水質汚染になるとして禁止しているところも多く、ラッシュガード需要が上がっている事が分かった。

・ラッシュガード着用のメリットは

①日焼け肌荒れ対策
②体系や見せたくない傷が隠れる
③プールサイドで転んだ時等傷が防げる
④体温の低下を防ぐことができる

・ラッシュガード着用のデメリットは

①着替えに時間がかかる
②低学年男子など、親が買ったにもかかわらず、ピッタリしていて着たくないという声も。
③従来の水着より出費が高くなることも。
④フード付きは排水溝などに引っ張られ、事故になるケースも。

・小学校での水着事情として、学校指定がない場合、低学年の時は着脱のしやすさから従来のスクール水着を見につけている子が多く、中学年、高学年になると体系の変化や本人の希望に合わせてラッシュガードを着用している子が多い傾向があった。

以上atatuでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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