絵本「はらぺこあおむし」はなぜ人気?魅力やレビュー紹介【美の巨人たち】

漫画・本

こんにちは。

「はらぺこあおむし」という絵本を見たことはありますか?

本屋に行くと大体のところで販売されていると思いますが、この絵本の初版はなんと50年以上も前に出版されている本なんです。

なぜそんなに昔の本が未だに人気なのでしょうか?

この本の魅力や実際に購入した人のレビューを元に調査してみました。

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はらぺこあおむしとは?

作者のエリック・カールはアメリカの絵本作家で、ニスを下塗りした薄紙に指や筆で色をつけた色紙を切抜き、貼りつけていくコラージュの手法が特徴です。

鮮やかな色彩感覚は「絵本の魔術師」と言われ、高く評価されています。

代表作は「はらぺこあおむし」で1969年に発売されて以降39カ国で翻訳され出版部数は5500万部を超えています。

2003年はローラ・インガルス・ワイルダー賞という、長きにわたって影響力のある児童文学の作者に授与される児童文学遺産賞を受賞しています。

2021年5月に自身の別荘にて91歳にして人生の幕を降ろされています。

「はらぺこあおむし」のあらすじ

暖かな日曜日の朝に、卵から生まれたちっぽけなあおむしは、とても腹ペコだった。

食べものを探しに出たあおむしは、月曜日にはりんごを1つ、火曜日には梨を2つたいらげて、少しずつ成長していく。それでも、まだまだ腹ペコだったあおむしは、水曜日にはすももを3つ、木曜日にはいちごを4つ、金曜日にはオレンジを5つ食べ続けていく。

土曜日には食べすぎてお腹を壊してしまうが、その後の日曜日には「きれいな緑の葉」を食べたことで回復して元気になる。様々な食べ物を食べたあおむしは、すっかりふとっちょになり、やがてさなぎになり2週間もの間ひたすら眠る。

そして最後には、それは美しい蝶へと変身する。

初版は日本で制作された?

世界カ国で人気のはらぺこあおむしですが、実は初版は日本で製本されたのをご存じでしょうか?

穴を開けた仕掛け絵本は当時画期的で、それゆえにアメリカでの製本は難しかったそうです。

しかし、編集者のアン・べネデュースさんは、刊行の前年、日本を訪問した際に偕成社の当時の社長・今村廣さんにそのことを相談すると、「はらぺこあおむし」に惚れ込んだ今村さんが印刷・製本の交渉を引き受け、最初の絵本は日本の会社で作られました。

「はらぺこあおむし」は、翻訳される前から、日本と深い関係にあったようです。

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はらぺこあおむしはなぜ人気?

仕掛け絵本が楽しい

引用元:https://www.kaiseisha.co.jp/

はらぺこあおむしは仕掛け絵本となっており、あおむしが食べたところは穴が開いています。

この部分は幼児が指を入れても破れにくいように丈夫な厚紙で作られています。

筆者の子どもにも1歳の時に読み聞かせをしたことがありますが、まず仕掛けに食いつき、案の定穴に指を突っ込んでいました(笑)

興味のない本には見向きもしないのですが、その先のページが気になる様で、自分からページをめくっていました。

仕掛け絵本は本に興味がない子に興味を持たせる取っ掛りには丁度良いと思います。

数字・曜日・1日のサイクルなどが学べる

はらぺこあおむしのストーリーは日曜日の夜にあおむしの卵をお月様が見つけるところから始まります。

日が昇ってあおむしが生まれ、「月曜日、りんごを一つ食べました。」と、火曜、水曜と日数が進んでいくにつれてあおむしが食べる物も増えていきます。

ストーリーを読むと1週間の曜日や数字、一日のサイクルがあるということを学べます。

時間や数字の本はたくさんありますが、曜日の概念を知る本は中々ない印象です。

この本を読んだ後に「今日は〇〇曜日だよ。」と教えるきっかけになりそうですね。

美術的な色使い

引用元:https://www.kaiseisha.co.jp/

はらぺこあおむしの絵本はイラストも高く評価されており、ダイナミックな色合いで描かれています。

エリック・カールさんの張り絵は薄い紙一つ一つに模様や抽象画を描き、絵に合わせてその紙を切って貼っています。

この薄紙の筆跡や色彩、張り合わせて重なったところの色の透け感なんかも味があって素敵です。

この独特な色彩や造形に触れることで表現力や創造力を高めてくれます。

また、乳児や幼児は視力が大人ほど発達していないので、はっきりした濃い色が見えやすい傾向があります。

薄い優しい色をつい手に取りがちですが、ダイナミックなハッキリとした色の方が小さなお子様にとっては見やすいでしょう。

歌や翻訳が豊富にあり、色々な語学で楽しめる

はらぺこあおむしは様々な言語で翻訳されてり、39か国語にも上ります。

日本語で読んだ後は英語で読み聞かせたりすると、元のストーリーを知っているので、すんなりと単語が頭に入りやすかったりします。

図書館でも外国語の絵本コーナーでよく置いているので、日本語版と読み比べても良いかもしれません。

幼児用向けの英語の塾なんかでも、絵本の読み聞かせではらぺこあおむしはよく読まれている印象です。

また、はらぺこあおむしの歌もあり、子育て支援センターなどでの読み聞かせでは歌と一緒に読むところもあり、絵本に興味のない子もメロディーと一緒に覚えてハマるお子さんも多いようです。

あおむしの成長過程と共に、生き物に興味関心が湧く

あおむしは最終的にさなぎになってからちょうちょになって終わるのですが、この話を読んだ後に生き物に興味を持ったり、実際にあおむしから蝶々になるまで育ててみたいと思うお子さんもいるようです。

あおむし、さなぎ、蝶々とそれぞれ全く違う形に変身する様や、実際に飼ってみて羽化して蝶々になるには時間がかかることなどを学べる機会かもしれません。

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皆の感想と何歳に読み聞かせしたのか

出産祝いにいただき2ヶ月ごろから歌いながら読んでいました。
ベッドに寝かせて本を開けない時など、歌うと静かに聞いていました。
最後のシーンでいつも本を広げてひらひらと蝶を飛ばせていたら、本を開いていなくても、
そのシーンがくると上を向きます。
歌だけの時も、息子には絵本の世界が焼き付いているのだと思います。

初めて買った本ですが、三歳になった今でも大好きです。絵に対しての感想が大きくなるにつれて違ってくるのがおもしろいです。
紙をみどりに塗って長細くクシュクシュにするとあおむしみたく見えますので、一度作ってご飯の中を通してあげると喜びます。絵もきれいですので親も読んでいて癒されます。

食べ物や曜日を覚えるのに役立ちそうですし、もっと大きくなったら英語版のもので英語にふれるきっかけ作りをしてもいいと思っています。
一粒で何度もおいしい、すてきな絵本です。

幼稚園で読み聞かせボランティアをしていた時に出会いました。
小学校で低学年に読んだ時も、知っている子は大勢いましたが
楽しそうに見てくれました。
幼稚園ではCDバージョン(歌に合わせて読み語りされているもの)
を使って、子どもたちが劇を披露してくれました。
英語版もあるようですので、いろいろな楽しみ方が出来そうです。

出産祝いやファーストブックでこの本を購入される方が多いようです。

何歳の時に読み聞かせをしていたかを調べたところ、0~4歳の頃に読んでいた方が多く、最も多かったのが1歳頃ということでした。

言葉が出始める時期に絵本の読み聞かせを始めるのにピッタリだと言えます。

0歳からCDで歌を聞かせて、1歳になると絵本の読み聞かせ、それ以降は英語バージョンで英語に触れるきっかけを作ってあげたりと、色々と長く楽しむことができます。

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まとめ

はらぺこあおむしが人気の理由は?

・子供が喜ぶ仕掛け絵本形式になっている
・数字・曜日・1日のサイクルや概念が学べる
・美術的な色使いで表現力や創造力を高められる
・歌や翻訳が豊富にあり、色々な語学で楽しめる
・あおむしの成長過程が分かり、生き物に興味関心が湧く

以上が主な理由と考えられます。

多く読まれている年齢は?

0歳~4歳までのお子さんが多く、出産祝いやファーストブックで選ばれています。

ぜひファーストブックや読みたい本が決まらない時は「はらぺこあおむし」を読んでみてはいかがでしょうか?

以上ataruでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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