こんにちは、ataruです。
皆さん、占いって信じますか?
占いといっても朝のニュースで放送されるものから本格的なお店まで色々種類も占い方もありますよね。
テレビ朝日の番組「くりぃむナンタラ」で、芸人の相方の直して欲しいところを占い師を通じて占い結果として伝えると、本人に自覚させることはできるのか?という面白そうな企画をやっていました。
では、実際に占い師のアドバイスを信じる人は何割くらいいるのか?
そのアドバイスを実行して好転したと感じる人はどのくらいいるのかを調べてみました。
また、日本人は世界的に見て占いを信じている人が多い国なのかも調べてみました。
占い師のアドバイスを信じる人の割合は?
占い師のアドバイスを信じる人は何割くらいいるのでしょうか?
まず、全体的に占いを信じる人は何割くらいいるのかというと、「ニュースサイトしらべぇ」によると、全体の7割は「占いを信じない」という結果になったそうです。(10~60代の2168人に調査)
意外と信じない人が多いんですね。私の予想では3割~5割くらいかなと思っていました。
次に、年齢と男女別で言うと、占いを信じる人の割合が一番多いのは10代女性で49.4%、次に多いのが20代女性で48.3%でした。
全体的にみると男女で結構差があり、特に若い女性が信じている割合が高いですね。
確かに占いを利用している人客の多くは女性が多いですよね。
そういう筆者も、実は過去に2回ほど占い師に占ってもらったことがあります。
占い師デビューのきっかけとして、友達同士の会話で「あそこの占い当たるんだってー」「今度一緒に行ってみようよ」からの女子同士で一緒に行くパターンが多いんですよね(笑)
一人で行くには勇気がいるけど、友達と一緒なら怖くないっていう心理で行ってからの恋愛相談がお決まりです(笑)
占いを信じやすい人の特徴
では、占いを信じやすい人はどんな特徴があるのでしょうか?
占いを信じやすい人の特徴
・ピュア
・好奇心が強い
・柔軟的である
・人の言うことに耳を傾ける
・感性的や直感、センス、思想を大事にする
・寂しがり屋
・女性的
・エンターテイメントを楽しんでいる
・自己肯定感が低い
・責任を取りたくない
・現状に満足していない
すべてが当てはまるわけではないですが、このような傾向があると思います。
感性や直感を大事にすると書いていますが、占いは適当に言っているのではなく、統計学からその人に当てはまりやすい傾向を出して言っていることも多いので、ちゃんと理論に基づいて結果を言ってくれる占い師も多いです。
中には占いに依存してしまう人もいるようですが、占い師の人に選択権を預けてしまうのではなく、アドバイスや意見を参考にして最終的に自分はどうしたいか決めるのが良いでしょう。
あの有名な占い師、ゲッターズ飯田さんも言っていますよね。「占いは信じなくていい。使うんです。」と。
どんな時に何の占いを利用する?
では、人はどんな時に何の相談で占ってもらっているのでしょうか。
こちらを調べたところ、電話占いやメール占いを運営されている「ビットアップ株式会社」さんがリサーチ会社に依頼して実態調査をされていましたので、参考にさせていただきます。
占いをした30~50代の男女約1000人を対象に調査したものです。
結果は人生のターニングポイントに占いを利用したことがある人は全体の4割で、占いの内容については1位が恋愛について、2位が現在(当時)の仕事について、3位が結婚についてという結果でした。
人は何かの決断に迫られたときに自分の選択がこれでいいのか迷ってしまったり、第3者の目線から冷静に判断してほしいと思ってしまう人は多いと思います。
また、相談内容によっては家族や友人に話しにくい内容もあるので、秘密を守ってくれつつ、しっかりとしたアドバイスや背中を押してくれる占い師は頼れる存在なのかもしれませんね。
占いの種類としては、1位が四柱推命、2位が手相占い、3位がタロット占いでした。
四柱推命とは、陰陽五行説をベースにした占術で、生年月日や生まれた時間を元に占うものです。
手相占いとは、統計学を基にして手のひらに現れる線や肉付きや手の形に着目して占います。
タロット占いとは、タロットカードと呼ばれる78枚のカードを使って占うものです。
西洋占星術や四柱推命が長期スパンを占うことに適しているのに対し、タロット占いは短期間の問題を占うことに適しています。
この3つは占いサイトでも、街中のお店でもよく見かけますよね。占いの定番なのかもしれません。
アドバイスを実践して好転した人の割合は?
人生のターニングポイントで4割の人が占いを活用したことがあるという結果が出ていましたが、占い師から受けたアドバイスを活用した人はどのくらいいるのかというと、「大いに活用(実践)した・ある程度活用(実践)した」という人が約75%、「あまり活用(実践)しなかった・全く活用(実践)しなかった」人が約25%いることが判明しました。
そして、実際に活用した人の約73%の人が「大いに好転した・ある程度好転した」と答えています。
ということは、占い師のアドバイスも実践しやすい内容のアドバイスが多く、占ってもらって終わりではなく、実際に行動することが人生好転につながりやすいと言えますね。
実際に行動に移した人の多くはビジネスやプライベートが充実したと感じているようです。
世界的に見て日本は占いを信じやすい国なのか?
ところで、日本は約7割の人が占いを信じていないという結果になりましたが、これは世界的に見て多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
世界番付で紹介されていた「占い信じる国ランキング」では日本は34位でした。
これは年に1度占ってもらう人の割合をランキングにしたものです。
1位:タイ…44.8%
2位:ベトナム…44.3%
3位:インド…40.0%
・
・
・
32位:ドイツ…3.7%
34位:日本…3.6%
・
・
最下位:フィンランド…0.0%
という結果でした。
日本はニュースや雑誌などで占いは身近な存在ですが、実際に占い師のところまで行く人は少ないため、順位は低めでした。
1位のタイには王室に専用の占い師がいるほど占いは重要視されています。
昔は戦争に出るときに決めるのは占い師でした。
インドでは、生まれてすぐに占い師を呼び、死ぬまでの年表を作るそうです。
逆にフィンランド人はパターン化されるのを嫌う国民性があります。
ハンガリーでは独自の魔法と呼ばれる方法で様々な問題のアドバイスをする魔女と云う仕事があります。
こうしてみると国によって全く違って面白いですよね。
近年はコロナ禍の巣ごもり生活でスマホで占いを利用したり、人生相談に占いを頼る人も増えたと思われるので、利用割合はもっと増えているかもしれませんね。
不況になると占いは儲かる?
占いの市場規模
『スピリチュアル市場の研究』(東洋経済新報社)によると、占いを含むスピリチュアルビジネスの市場規模はおよそ1兆円の規模だと言われています。
これは国内スマホゲームの市場と同じくらいです。
ちなみにエステの市場規模が約3500億円。教育市場の規模が6兆円。アパレル小売市場の規模が約9.5兆円だそうで、こう見るとビジネス視点から見てもかなり大きいですよね。
日本の年間総消費額が300兆円くらいと言われているから、年間300万円の支出がある家庭なら、その内1万円くらいは占いに使っているということになります。
スマホの占い系アプリの普及と共に、ライフスタイル化されているのも大きいと思います。
コロナ禍で占いを利用する人が急増
博報堂生活総合研究所が行った長期時系列調査「生活定点」の幸福度調査では、2020年、30代女性以外のすべての年代の幸福度が低下。
30代女性の「幸せである」「生活が楽しい」と答えた人の割合が増えているのも印象的なのですが、それは全体からすればむしろ珍しい傾向で、20代を含め、それ以外のすべての年代でこうした「幸福度」に関するような値が下がっています。
コロナの影響で自粛生活や未来への不安で幸福度が下がるのは自然なことですよね。
自粛期間中時間が増え、自分自身と向き合うツールとして占いが使われるようになり、身の周りの人と会う機会が減って、気軽な雑談も減った分、人に励ましたもらう機会も減りました。
占いはそれにとって代わるものになったのかもしれません。
悪質な占い詐欺に注意
占いの市場が拡大されていく一方で悪質な詐欺も出ています。
こんな占い師は信じない方が良いという特徴をまとめてみました。
・単純に、顔や言葉が好きではない人(笑)
・大変なことになる!と不安を煽る言葉を使う占い師
・ズバズバ当ててマウントポジションをとる占い師
そりゃそうだと言いたくなるような特徴ですが・・・
当たると言われていても、顔つきや人相やその人の人間性にピンと来なかったら信じない方が良いと思います。
悩んでいたり、前が見えなくなってしまうと占いやスピリチュアルな世界を神聖化しすぎてしまう人もいますが、占い師も人間です。
素敵に生きているなと思う人に占ってもらうのが一番でしょう。
全ての意見や選択権を相手に委ねるのではなく、良いアドバイザーやカウンセラーとして意見を参考にする程度に留めておき、最終的な判断は自分で決めるようにしましょう。
もし悪質な占い師や鑑定士の被害にあってしまったら?
そうは言っても、良い占い師と悪い占い師の判断なんてつきませんよね?
特にメールや電話でのやり取りとなると尚更です。
最初は無料鑑定でも、やり取りを続けたり詳しく鑑定するには有料で、「やり取りをするうちに金額が膨れ上がってしまった」、「今やめたら幸福になれない」など「不安を煽るような言葉を言われ、止めるにやめられない」「次々とメッセージが届く」という被害に合われた方もいます。
もし怪しいなと思ったら、退会する前にやり取りをスクリーンショットに取っておきましょう。
支払った料金の返金を求める際の証拠になります。
そして、困ったときは弁護士や住んでいる自治体の消費生活センターに相談してくださいね。(消費者ホットライン188)
まとめ
いかがでしたか?
占いというと、毎日のニュースや雑誌に載っているエンターテイメント性の高いものから、王室御用達の専属占い師までたくさんの占い師や種類があることが分かりましたが、自分の人生が少しでも豊かにするためのツールと思って使用することがよさそうです。
皆さんも占いを上手に使って良い占いライフを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント