こんにちは!ataruです。皆さん、AIせんべいってご存じですか?
あの「おにぎりせんべい」で有名な株式会社マスヤの新商品で、AI(人工知能)が算出した「やみつき味」を商品化したのが「おにぎりせんべい AIせんべい」です。
「AIが導き出したやみつき味ってどんな味?」「実際にやみつきになる味なの?おいしいの?」と気になっていたので、実際に買ってきて検証してみました!
AI(人工知能)せんべいって何?
AIせんべいとは、TV番組『今日からやる会議』で、「おにぎりせんべいでAI味を作ろう!」という企画で作られたせんべいです。
データアーティスト株式会社が開発したAIタミ子が俗にいう「やみつきになる味」というのを導き出し、「やみつきになる究極の味」をコンセプトに株式会社マスヤが商品開発を行ってきました。
どうやって作られたのか?
今回の商品の「やみつき味」はAI(人工知能)による「味覚設計プロセス」を取り入れたことだそうです。
「やみつき味」の再現方法として、
① WEB上に存在するレシピ情報のなかから、レシピ名に”やみつき”と記載のある8万2000個もの膨大なレシピの調理食材をAIが学習
引用元:https://prtimes.jp/
② その食材の組合せを1兆回以上もシミュレーションすることで、”やみつき”になる食材の最適な組合せを発見。AIが弾き出したやみつき度は99.8%
AIが導き出したこの ”やみつき度” が最も高い食材の組合せを、マスヤ様の研究スタッフが最終的にフレーバーに落とし込み「おにぎりせんべい AIせんべい」が誕生したとのこと。
ちなみによく居酒屋や焼き肉店なんかで出されている「やみつきキャベツ」のやみつき度は60.1%だそうです。
それを考えるとAIせんべいのやみつき度99.8%はかなりのやみつきだと言えますね。
この方法でデータ収集や分析ができれば、「最もロマンティックな味」や「最もドキドキする味」、「最も都会的な味」というのも表現できるようになるそう。
今まで抽象的な味だったのが、ここにきて一気に現実的に味覚設計できることが可能になるということですよね。
AIせんべいを実際に食べてみた
AIせんべいの見た目や値段
気になるAIせんべいを買って食べてみました。
左が今回発売されたAIせんべい。右が従来からあるおにぎりせんべい。
パッケージデザインが全く違いますね。
AIせんべいの方はスタイリッシュでシンプル。せんべいが宙に浮いています(笑)
まるでグレイ(宇宙人👽)を連想させるかのような色合い。
従来からあるおにぎりせんべいは見たこともあるかと思いますが、芝居や歌舞伎で幕開きに使われている定式幕(じょうしきまく)を連想させますね。
公式でもおにぎり=日本=歌舞伎をイメージしてデザインされたようです。
【AIせんべい】
・値段…138円(税込)
・内容量…40グラム(一袋に14枚入っていました)
・カロリー…190kcal(一袋)
見た目の違いは、普通のおにぎりせんべいの方が色が濃いのと海苔がついているのに対し、AIせんべいはおにぎりせんべいより色が薄めで、表面には何もトッピングはついていません。
大きさの違いは同じグラムのものが置いていなかったので、普通のおにぎりせんべいは108gのパックを買ってきたために違うと思われます。
普通のおにぎりせんべいも40gのパックでは、食べやすいように小型サイズになっているため、AIせんべいと大きさは同じだと思われます。
気になる味と感想!
気になる味でしたが、結論から言うとおいしかったです!
普通のおにぎりせんべいと比較をすると、食感は同じで、違いがあるとするなら・・・
おにぎりせんべい
・香り…醤油と砂糖の甘辛い香り
・味…AIせんべいと比べて醤油味でやや甘みがある。お茶が欲しくなる味。
・風味…海苔のアクセントがあり、食べ飽きない。
AIせんべい
・香り…ガーリックのような香りとソースのような少し酸味のありそうな洋風の香り。
・味…従来のおにぎりせんべいと比べて醤油味や甘みは少ない。やはりソースのような少しスパイシーな味。お茶よりジュースやお酒の方が合いそう。
・風味…おにぎりせんべいより風味が強く、食べ終わった後も口の中に余韻が残っている感じ。
という感じです。
左がAIせんべいの原材料で、右がおにぎりせんべいの原材料です。
比べてみると、AIせんべいがガラスープパウダー、きゃべつエキスパウダー、ガーリックが入っているのに対し、おにぎりせんべいは卵黄パウダー、ポークエキスが入っています。
この辺の違いが味の違いに影響していると思われます。
AIせんべいの方が風味が強いと感じたのは、ガーリックパウダーが入っていたからかもしれません。
しかし、食べているときはそこまでニンニクの風味は気になりませんでした。
やみつきになるかと言われたら、私個人的にはやみつきにはならないかなぁ~という感じです。
なぜなら私は甘党なので、食べ比べた結果おにぎりせんべいの方が好みの味だったからです。
なんなら一番食べ飽きなかったのは交互に食べる方法でした(笑)
あとは、普通のおにぎりせんべいを食べたときに「あぁ、これこれ、この味~。」と思ったので、食べ慣れている味だったからかもしれません。
「やみつきになる究極の味」とのことでしたが、家庭の味と同じように、それぞれやみつきになる味というのは違いますし、食べて育った環境やエピソード、思い出も味に含まれるのだと思います。
それを踏まえても今回のAIせんべいの味はおいしかったですし、逆に「これが俗にいうやみつき味というやつか…!」と思いながら楽しんで食べることができました!
AIせんべいはどこに売っている?
AIせんべいは2022年3月22日に全国のローソンで先行販売しています。(※沖縄は除く。一部店舗では販売していない場合もある)
参考価格128円(税抜き)です。
先行販売ということはこれから他のコンビニやスーパーでもお目見えするかもしれません。
ぜひ買って、おにぎりせんべいとAIせんべいどちらが好みか食べ比べてみてくださいね。
まとめ
おにぎりせんべいAIせんべいとは?
AI(人工知能)が「やみつき味」を導き出しそれをおにぎりせんべいに再現した商品。
TV番組『今日からやる会議』で、「おにぎりせんべいでAI味を作ろう!」という企画があり、データアーティスト株式会社のAIを使い、株式会社マスヤのおにぎりせんべいに味付けした、新しい商品開発の方法で誕生した一品。
AIせんべいのやみつき味はどうやって作られた?
① WEB上に存在するレシピ情報のなかから、レシピ名に”やみつき”と記載のある8万2000個もの膨大なレシピの調理食材をAIが学習
② その食材の組合せを1兆回以上もシミュレーションすることで、”やみつき”になる食材の最適な組合せを発見する。AIが弾き出したやみつき度は99.8%
味の感想は?
普通においしいが、やみつきになるかと言われたら私はそこまでならない。
従来のおにぎりせんべいより醤油風味と甘味は少なめ。
少しソースのようなスパイシーな香りがし、食べた時の風味が強い。
おにぎりせんべいはお茶と一緒に食べたくなるのに対し、AIせんべいはジュースやお酒でも合いそう。
でも、個人的には食べ慣れた従来のおにぎりせんべいの方が好き。
今までにないやり方で新しい商品を作ってみようという企業のチャレンジ精神が感じられて、わくわくしながら食べ比べができました。
これからも色んな企画や新しい商品を楽しみにしています。
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