こんにちは。ataruです。
皆さんは「ルヒ・チネッツ(ルーヒー・チェーネットとも呼ばれる)」という方をご存知でしょうか?
ルヒ・チネッツはトルコ人のYouTuberでドキュメンタリー系の動画(世界中のユニークな場所に旅行して状況を解説する動画)をアップして活躍されている方なのですが、その内容がとてもユニークで面白かったのでご紹介したいと思います!
ルヒ・チネッツとは? トルコ人YouTuber
名前:ルヒ・チネッツ (Ruhi Çenet)
生年月日:1990年10月20日生まれ、2024年時点で34歳
出身:トルコ
経歴:2012年頃から動画制作を開始。「Ruhi Çenet Videos」というYouTubeチャンネルを開設。
トルコで最も著名なYouTuberの1人
チャンネル登録者数:813万人 ※2024年2月時点
彼のYouTubeチャンネルから概要を抜粋
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私の名前は ルヒ・チネッツ (Ruhi Çenet)。 私は独立したドキュメンタリー映画製作者です。 私はほとんどの人が知らないユニークな場所に旅行し、異なるアプローチでそれらを探索します。
私のモットーは「好奇心は最高のガイドです」です。 私は答えを出すためではなく、正しい質問をするためにここにいます。 私に加わって、何か新しいことを学びましょう。
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…と記載がある通り、世界中の様々な珍しい場所を訪れて状況を解説するドキュメンタリー動画を数多くアップされています。
Ruhi Çenet Videos YouTubeチャンネル紹介(日本語動画も多数あり)
ルヒ・チネッツは外国人(トルコ人)YouTuberなのですが…
彼のYouTubeチャンネルには日本語に吹き替えされた動画も数多くアップされています。
字幕版が苦手な方でも安心してみることが出来ます。
彼のYouTubeチェンネルのサムネイル画像を見れば分かるのですが、一般的な旅行者がめったに行かないような珍しい国や地域を訪れていることがわかります。
旅系のドキュメンタリー動画が好きな方には特におすすめです。それでは、さっそく彼の動画の中から幾つか人気が高いものをピックアップしてご紹介したいと思います。
人気の動画① -71℃! 世界で一番寒い街 ヤクーツク
☆動画紹介から抜粋
私は地球上で最も寒い都市、ヤクーツク(ロシア)に来ました。この地域は、ロシアの領土であるシベリアにあり、ここで測定された最低気温は「-71°C」です。
世界で最も寒い街であるロシアのヤクーツクという場所を訪れてその様子を解説してくれています。
ヤクーツクにも夏と冬があり、最も平均気温が高い夏(7月頃)は20~25℃前後(これは日本の北海道の札幌とほとんど同じくらい)なのですが、なんと真冬(1月頃)の平均気温は-40℃近くになります。(札幌市の1月の平均気温は-3℃前後)夏と冬の寒暖差が世界一激しく、冬が極寒になる地域です。
日本からは意外に近くて北海道のぼほ真上の位置にあります。日本から飛行機で行く場合は乗り継ぎが必要ですが、約6時間から~半日程度の所要時間で行けるとの情報がありました。また時差はほとんどありません。
巨大な冷凍庫の中で生活しているイメージを想像してみてください。-40℃はあらゆるものが一瞬で氷ついてしまう世界です。このような環境で街の人はどのような生活をしているのでしょうか?
興味がある方は是非動画を見てください。
人気の動画② +70℃! 世界で一番暑い場所 ルート砂漠
次にご紹介するのが、①とは逆で世界で最も暑い場所に行く動画です。
☆動画紹介から抜粋
私は地球上で最も暑い場所にいます。イランにあるルート砂漠。
ここで記録された最高の表面温度は「70.3°C」です。
世界で最も暑い場所「ルート砂漠」を訪れてその様子を解説してくれています。
ルート砂漠はイランの南東部に位置する場所にあり、その総面積は約51,800平方キロメートルにもなります。高低差400mに達する大砂丘地帯や砂丘渓谷など手つかずの大自然が多く残っていることから、2016年にユネスコの世界遺産に登録されました。
ルート砂漠で観測された最高地表温度はなんと70℃over。
ここでは暑すぎて温度計がすぐに壊れてしまうため、正確に温度を測ることが困難です。カメラや携帯電話の電子機器も常に冷やしていないと高温すぎて壊れてしまいます。
歩く時も注意で靴の裏がすぐに溶けてしまいます。また、日光が強すぎるのでサングラスがないと目を開けることさえ困難な環境です。…このような地獄のような環境でも小さな生き物が居ることが動画で紹介されています。
人気の動画③ 酸素濃度50%! 世界で一番高い場所にある街 ラ リンコナダ
次に紹介するのが世界で最も高い場所にある街に行く動画です。
☆動画紹介から抜粋
地球上で空に最も近い人が住む場所、ラ リンコナダ。人々は雲の上で暮らしています。高度5,100 メートルのこの極度の場所では、大気は著しく薄くなり地元住民は通常の酸素レベルの 50%で生活しています。
世界で最も高い場所にある街「ラ リンコナダ(ペルー)」の解説動画です。
ラ リンコナダはペルーのアンデス山脈にあり、なんとその標高は標高5100m。日本一の山である富士山は標高3700mですから、富士山の山頂よりさらに1400mも高い場所になります。
ここまで標高が高いと酸素は地表の50%しかなく、植物もまともに育ちません。
ではなぜこんな場所に5万人以上が集まる街があるのか…?というと、理由は金がとれるからです。
最近では金の価値が非常に値上がりしていて、2023年-2024年にかけて1g(グラム)当たりの価値が初めて1万円を超えたことで話題になりました。ほんの10年前は1gあたり5000円前後だったため、10年前の2倍。20年前と比べると約5倍以上に高騰しています。
金価値の上昇に合わせて、ラ リンコナダも金鉱山で働く人が増えて人口が急増していきました。しかし、その弊害から生活環境が劣悪でゴミの山の中で生活している人が多くいます。金鉱山で使われる化学物質によって水は汚染れていてまともに飲むことができません。ごみ処理場や下水道もないため、街には常にゴミが散乱し悪臭が漂っています。
人々はトイレもないトタン屋根で作った簡易的な家で暮らし、一攫千金を求めて毎日金を掘っています。地元の人は殆どいなく、周りの地域/諸外国から集まった人ばかりだそうです。また、酸素が薄すぎるため慣れていない人はすぐに高山病にかかってしまいます。頻繁に酸素ボンベで呼吸しないと命の危険があります。
このような劣悪な環境で人々はどのように生活しているのか?
金鉱山で働く環境や待遇はどのようなものなのか?
…とても興味深い内容になっていますのでお勧めの動画です。
人気の動画④ 世界で一番肥満、タバコ中毒者が多く旅行者が少ない街 ナウル
最後に紹介するのが世界で最も訪問者の少ない国ナウルに行く動画です。
☆動画紹介から抜粋
ナウルは太平洋の広大な海の真ん中に位置し、地図上では小さな点のように見える最小の独立共和国です。世界で最もアクセスしにくい国で、毎年この国を訪れる人はわずか200人です。
ナウルは太平洋の南西部にある小さな島の共和国です。島の周囲は19kmで総面積は約21平方kmしかなく、これは東京都の品川区と同じくらいです。日本では馴染みがないので多くの人が名前すら聞いたことがないと思いますが、人口は約1.2万人前後で世界で3番目に小さい国として知られています。(ちなみに一番小さい国はバチカン市国)
ナウルの特徴は、ほんの数十年前(1970~80年代ごろ)までは小国ながら太平洋地域で最も高い生活水準が高いと言われるほど裕福な国として有名でした。かつて島ではリン酸塩が豊富に採掘することができて、リン酸塩を世界中に輸出することで莫大な収入を得ていたからです。
リンで大儲けしていた当時のナウル島がどれくらい潤っていたか?というと…
国民1人当たりのGDP(国民総生産)は1975年にアメリカや日本を抜いて世界一位。
国民には住所(家)が国から無料で支給されて、医療費、学費、交通サービス、水道代や電気代にいたるまで全て0円、税金も0円。リン採掘の仕事は外国人労働者に任せてナウル国民はほとんど働かずに生活していた…と言われていますから驚きです。
しかし、1990年代になると次第にリンが取れなくなりナウル島は衰退の道を進んでいきます。その結果、近年(2022年~)のナウル国のGDPは常に最下位クラスとなっています。リン以外にめぼしい産業や特産品もないため、経済状況は非常に厳しい状態になっています。
また、現在のナウルは肥満の人がとても多い国になっています。その肥満率は男性で97%、女性で94%と紹介されているから驚きです。
ナウル島では食料が生産できないため、外国から輸入する加工食品を食べ続けているのが理由だそうです。人口の45%が糖尿病を患っていると言われています。
かつては世界一裕福な島だったナウル島はどのような場所なのか?
過去の栄光と現在のギャップが非常に面白い内容になっています。
まとめ。旅系のドキュメンタリー動画が好きな方にはお勧め!
Ruhi Çenet(ルヒ・チネッツ)の動画から4点ほどご紹介しましたが、これ以外にも沢山面白い動画がアップされています。世界で最も〇〇な場所…など。地理や歴史の勉強にもなりますし、ドキュメンタリー動画が好きな方は楽しめると思いますのでお勧めです。
以上、ataruでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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