2025年大阪万博開催!「空飛ぶクルマ」や「人間洗濯機」が気になる件。

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こんにちは。ataruです。
2025年4月13日から10月13日までの約6カ月間、大阪万博2025が開催予定となっています。

大阪万博については現在建設中の木造の巨大リングにお金をかけすぎである(建設費が350億円)とか、参加予定の各国のパビリオン建設が遅れていてそもそも開催に間に合うのか…?、新しい火種として2億円かかるトイレを建設中なことも分かり、色々とお金をかけすぎでは?と、連日不安なニュースが報道されていますが、開催されれば1970年に大阪で開催して以来、実に55年ぶりの開催とあってとても注目を集めていますね。

今回の大阪万博では具体的にどのような展示物が出展されるのでしょうか?
…とても気になるところですが、55年前にも出展された「人間洗濯機」が最新モデルとなって出展予定だったり、空飛ぶクルマが実際にお客さんを乗せて万博会場エリアを行き来したり出来る計画になっています。

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大阪万博で実運行予定? 空飛ぶクルマの機体画像

大阪万博の公式サイトに実際に運行予定の空飛ぶクルマの機体画像が公開されていましたので一緒に確認してみましょう。

引用:大阪万博公式サイトより 空飛ぶクルマ1 Joby Aviation

上図が実際に運行予定の空飛ぶクルマの1種で、アメリカに本社を置く「Joby Aviation」ジョビー・アビエーションという会社の機体です。大型のドローン機体のようなイメージですね。

引用:大阪万博の公式サイトより 空飛ぶクルマ2 ©SkyDrive

こちらは日本の愛知県豊田市にあるSkyDrive(スカイドライブ)という日本企業の機体です。機体モデルがとてもスタイリッシュでかっこいいですね。この2社以外にも複数の会社の空飛ぶクルマが実際に運行予定とのことでした。

どう見てもヘリコプターに見えるが、空飛ぶクルマの定義とは?

これらの空飛ぶクルマの画像を見たとき皆さんはどう感じましたか?
これってどう見ても小型のヘリコプターじゃないの?と感じた方が多いと思います。

スカイドライブ社の機体をよく見るとそもそもタイヤ(車輪)がありません。ヘリコプターと全く同じソリのような形状のアシがついています。この点について調査すると、そもそもタイヤを付けると重量が重くなるので最初からつける設計ではない。とのことでした。…うーん、なるほど。ただタイヤがないのにクルマと呼ぶことにどうしても少し違和感がありますね。

ちなみに空飛ぶクルマの正式名称は「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」と呼ぶそうです。とても長くて分かりにくいので簡単に要約すると、電動で動く垂直離着ができる+無操縦ができる(自動運転など)+航空機という意味です。クルマじゃなくて航空機って書いてますね(笑)

無人操縦ができる機体なのでドローンを人が乗れるように改造したものと考えるとシンプルかと思います。必ずしもクルマと同じ機能(車道を走ることができる機能)を持っていなくても良いみたいです。

空飛ぶクルマ。ヘリコプターとの一番の違いは?

空飛ぶクルマとヘリコプターの違いは次の3点があげられます。

①空飛ぶクルマは電動で動く。一方、ヘリコプターは燃料で動く。
正式名称にある通り基本的に電動(電池)で動きます。なので排気ガスなどを出さないため、環境にやさしいというメリットと騒音が少ないというメリットがあります。

②自動操縦が出来る。ヘリコプターは有人操縦を行う。
こちらも正式名称にある通りで遠隔で自動操縦が出来る機体になっています。最近はクルマの自動運転技術も研究開発が盛んに行われていますが、既に完全無人のモノレールなどが運用されていますし、完全に決まったルートを通るだけなら実用化もそう遠くない?のかなと感じますね。

③垂直で離着陸が出来る。ヘリコプターは滑走路などが必要。
垂直でその場で発進、着陸が出来る仕様になっています。下の動画を見てもらうとよくわかるのですが、その場でふわっと浮き上がり飛行することが可能です。この点は結構メリットが多くて、滑走路を用意できない狭いスペースでも離発着が出来るようになります。

引用:空飛ぶクルマの飛行実験

安全性やヘリポートの整備が課題だが今後に期待。

空飛ぶクルマは現在、大阪万博で実運用に向けてテストフライトを繰り返している段階です。将来的に実運用を考えた場合は安全性(無人ですぐ墜落しそうで怖い、少し強い風が吹いたら墜落しそうな気がする…など)の不安を取り除けるが課題です。また、離着陸できる場所を十分に確保できるか?が課題になっています。

ただ、本当に実用化されたら車道と違って空は渋滞もありませんし、目的地まで最短距離で移動できるのでめちゃくちゃ便利になりますね。飛行機やヘリコプターと違って省スペースで離着陸できるので山間部や離島などに行くことも簡単になります。近未来の乗り物として今後に期待したいですね。

大阪万博で55年ぶりに復活!人間を丸ごと洗う人間洗濯機

空飛ぶクルマに加えて、個人的にもうひとつ楽しみで面白いな~と思っているのが「人間洗濯機」です。私は55年前の大阪万博は当然行ったことはないのですが、実は55年前の大阪万博でも人間洗濯機が展示されていたとのことで、当時の実際の展示画像がありました。

引用:人間洗濯機「ウルトラソニックバス」 1970年大阪万博より

50年前のものとは思えないくらい、近代的なデザインをしています。これは昔の大阪万博のサンヨー館という場所で展示された「ウルトラソニックバス」と呼ばれる人間洗濯機です。

直径2メートルほどのカプセル形状をしていて、中に入ると前後のノズルから温水シャワーが出てきて、超音波で発生させた気泡で体を洗ってくれるという代物でした。また、人間の洗濯が終わった後は周りからドライヤーのように温風が出てきて乾燥まで出来たというから驚きです。

さらに乾燥時は赤外線と紫外線で血行を良くしてくれる機能や、突起のついた色とりどりのマッサージボールが水中で動いて洗浄効果を高めたりする機能、体をマッサージしてほぐす機能もありました。めちゃくちゃ高機能ですね。

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当時(1970年)の人間洗濯機は800万円だった。

昔の大阪万博で展示されていた人間洗濯機の価格は約800万円でした。これは当時は高校卒業者の初任給が約2万円、大卒者の初任給が約3万くらいだったと言われていますから、現在(2024年)の価格にすると6倍から8倍くらい(800万×8=約6400万前後)となります。

この当時は現在のように一般家庭にお風呂が十分に整備されてなかった時代であり、これを買う人はほぼ居なかったと思いますが(それでも数台が売れたという情報がありました)、大阪万博を盛り上げる目玉展示物として注目度が高かったそうです。

進化した人間洗濯機の最新モデルがこちら! その名もシン・人間洗濯機。

50年ぶりに復活する人間洗濯機の最新モデル画像がこちらです。その名も「シン・人間洗濯機」。曲線を使った近未来的なデザインは「子宮」をイメージしているようで、まるでお母さんのお腹の中にいるときと同じくらいリラックスできるというコンセプトになっています。

最近機能として、AIを使って入浴者の心拍数や自律神経の状態を自動的に測定し健康状態をチェックする機能や、利用者がリラックスできる音楽や映像を自動的に判定して表示してくれる機能があるそうです。

引用:シン・人間洗濯機のイメージ画像

最新の人間洗濯機は単に体だけを洗うのではなく「心も洗う」ことを目指して開発中とのことでした。これも今後の動向に期待したいですね。

まとめ・50年ぶりの大阪万博の展示物に期待。

2025年の大阪関西万博では今回ご紹介した空飛ぶクルマ、人間洗濯機以外にも様々なものが展示されると思います。世の中がびっくりするようなものがどれくらい出てくるのか?とても楽しみです!

以上、ataruでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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