こんにちは、ataruです。
2022年に入り、日本のあらゆる食品や物品、サービスが値上げされていますね。
ある調査では、今年になって値上げされた(または予定されている)食品は2万点以上を超える想定である…といった報道もありました。
特に食料品や日用品の値上げは家計に大打撃です。今後(主に今年の秋以降で)、どのような商品の値上げが予定されているのでしょうか。
2022年秋に値上げが予定されているもの ①ビール
1.ビール、発泡酒
キリンビール、アサヒビール、サッポロビールなど大手ビールメーカーは、10月1日から値上げしますと公表済です。それぞれ、約5%~10%前後、値上げされるようです。
発泡酒の例
350ml缶 140円→150円前後へ
500ml缶 200円→210円前後へ
→それぞれ10円程度の値上げ見込み
どこか大手1社が値上げを発表すると、ほかの会社も合わせて値上げする傾向がありますね。
ビールの原料となる小麦は、2019年と比較して原料価格が約2倍になりました。
アルミ缶を作るアルミニウムの価格も上がっているのが原因のようです。
なんでも家庭用のビールを値上げするのは14年ぶりだとか。(アサヒビールの場合)
実は2020年10月にビールの酒税は下がっている
ビールの値上げに関連して、実はビールの値段には税金が結構含まれてることは知っていますか??例えば、タバコは1箱500円近くしますが→その大部分が税金であることは有名です。
ビールもタバコと一緒で「酒税」と呼ばれる税金が結構割合をしめています。
具体的な税金には下記のような表になっていて、
例:ビール
350ml缶だと酒税が77円。
2020年(平成32年)10月に70円に引き下げ
価格が200円だとすると、3割近くが税金っていう計算になりますね。
今後、2023年(平成35年)にかけて段階的に引き下げて発泡酒、第3のビールと税率を統一する予定のようです。
ビールの酒税表をみると、率が下がっているので本来は値下げしてほしいものですが、
原価高がそれらを大きく上回ってしまっているのが実情です。
2022年秋に値上げが予定されているもの ②寿司
外食チェーンも値上げラッシュです。
大手すしチェーン店のスシローも2022年10月から値上げを公表しています。
110円寿司(税込み)を120円(税込み)に値上げします。
スシローが110円の寿司を値上げするのは、なんと創業以来初めてだとか。
他にも165円皿→180円 +15円UP
330円皿→360円 +30円UP など
筆者はスシローファンでよく行くのですが、これは結構ダメージが大きいですね。
せめて、一番安い100円皿(税抜き)の寿司は据え置いて欲しかったです。
ちなみに、ライバルチェーン店である「くら寿司」もこの2022年7月から100円皿(税抜き)は撤廃まではしないものの…
100円皿の品目を減らして(約70種→60程度)、その分価格を上げた商品(220円皿)を多く展開するという手法をとっています。
はま寿司は平日限定サービス 1皿90円を2022年6月で廃止
大手チェーン店の「はま寿司」は、平日のみ1皿90円(税抜き)で提供していたサービスを終了しました。平日限定という制約でしたが、1皿90円はかなりお得でよいキャンペーンだったのでとても残念です。
このような感じで大手回転すしチェーン店も値上げラッシュです。
ただし、その分どの店舗さんも積極的なキャンペーン(本まぐろフェアなど)はしていて、イベントを狙っていくのはありかもしれませんね。
え?それ、実質は値上げじゃん(価格据え置きで容量減パターンも)
値上げにも色々なやり方があります。
値段は据え置くけど、中身の容量を減らしてコストを削減するやり方が有名で・・・これを通称「ステルス値上げ」と呼びます。
普段、いつも通りお買い物をしていて…え?なんか量が減ってない?と感じたことはないでしょうか。
例えば、何かお菓子(ビスケットなど)を買ったときに、今までは1袋に10枚入っていたのにいつの間にか8枚になっている!?というような感じです。
有名どころでいうと、カルビーのポテトチップスがあります。
カルビーのポテトチップスは実は2022年2月頃から容量が「85g→80g」に変更されてます。 (なのに価格は据え置き)
このような感じで「かっぱえびせん」も2022年6月から「85g→77g」に変更されていました。調べてみると結構ありますね。
当然ながら価格は据え置きです。なんでも同商品の内容量を減らすのは2019年以来、約3年ぶりだとか。
ステルス値上げのテクニック!? 枚数は増やすが容量は減らす
また、ステルス値上げにも色々なやり方があるようです。例えばネスレのキットカットは 発売価格は変えずに1枚の大きさを減らして重量を「11.6g→9.9g」に変更されています。
その分、一袋に入っている枚数を増やして調整する方式です。
14枚入り→15枚にして+1枚へ
…といったような、なんとも絶妙な変更をしていたりします。
※2022年9月頃から変更
1口サイズに変更して食べやすいようにしました!とPRされていますが…これは表向きの理由で、実際はコスト調整の意味合いが強いのだろうと言われています。
まとめ。2022年は値上げ情報に注意すべし!
今回ご紹介した値上げ情報はほんの一部で実際は食品以外にも火災保険の保険料があがったり、電気代があがったり、ガソリン代も高止まりしている状況だったり…
例を挙げるときりがありませんね。特に食料品と日用品は普段の生活に大ダメージなので注意が必要そうです!今後も各メーカなどの値上げ情報には敏感になっておく必要がありそうですね。
以上、ataruでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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